◆トップページに戻る

★ナオミチ・タビビト化計画

★コックリさん?

★子供の重み

★ナオミチ、伊豆に行く



Photography by Wisteria Field
Welcome !


2005年2月
★ナオミチ・タビビト化計画(2月3日)
前にも書いたが、私は旅が好きである。学生時代にヨーロッパをバックパッカーとして旅をして以来、人生観も少なからず変わってしまったような気がする。就職をしてサラリーマンになってからも旅行の合間に仕事をしてきた、なんていうのはちょっと言い過ぎか。(笑)
旅に興味のある方はそちらのページを見てもらうとして、ここでは育児と旅について書くことにしよう。

私の旅好きは半端ではないので、最近かなりストレスが溜まっている。最後の旅は昨年のGWだったから、もううずうずして仕方がない。どこにも行かない自宅での正月のなんと侘しかったことか。
子供ができるといろいろと不自由になるのはもちろん仕方がない。だが、そろそろいいのではないか、と思い始めたわけだ。
それで計画を立てた。
第1弾:電車訓練> もう4度も実施した。私の母親が大船の病院に入院してしまったために、錦糸町〜大船をグリーン車で往復した。電車の中でもだいたいは眠っており、何の問題もなし。
ここからが今後の計画。
第2弾:特急計画> 次は特急電車だ。乗車時間を2時間〜3時間くらいに延ばし、温泉にでも行こうと思っている。(2月中旬)
第3弾:国内線飛行計画> 特急が終われば次は当然飛行機だ。GWに北海道あたりに行こうかと思う。
第4弾:国際線飛行計画> いよいよ海外だ。夏休みを利用してどこかに行きたい。その時点で生後10ヶ月くらいだからもう問題はないだろう。最初から10時間も乗ったり時差があったりするとしんどいので、オーストラリアのケアンズあたりが無難だと思っている。

まあこんな具合に計画を立ててみた。直遥もきっと私の血を受け継いで立派な旅人になってくれるだろう。
でも自分を振り返ってみると子供の頃の旅行など全然覚えていない。覚えているのは小学校の高学年くらいからだ。うーん、ちょっともったいないような気もする。。。

コックリさん?(2月6日)
会社から帰ってくると女房が言う。「今日も直遥は暴れん坊将軍みたいに夕方大暴れだったわ。やっぱりコックリなのかしら。」こんなことがここ1週間続いている。
どうやら夕方になると泣き叫んでたいへんらしい。でもコックリとは何のことか。最初のうちはコックリさんに取り憑かれたように暴れまくるのかと思っていたが、これは全くの誤り。「コックリ」ではなく「コリック」が正解だ。
育児の世界では「3ケ月コリック」といって赤ん坊が大暴れすることがあるらしい。インターネットでは以下のような説明がのっていた。

*生後2〜3ヵ月にピークを迎える。コリックは日本語では臍疝痛(さいせんつう)と訳されていますが、お臍のあたりのおなかの痛み、という意味です。英語のコリックも結腸(大腸の一部)を意味するコロンから来ています。大体生後6週間前後から、夕方から夜にかけて、いかにも苦しそうにぐずって泣きます。欧米の赤ちゃんでは3人に一人くらいがコリック泣きをするといわれていますが、日本では10人に1人くらいです。コリックに特効薬はありません。抱いたり、あやしたりすると少し泣きが収まるといわれています。でも、コリックの最大の特徴は4〜5ヵ月になると自然におさまってしまうことです。…だそうです

まあいずれは収まるもののようなので、放っておけばいいんじゃない、というのは男の感覚。毎日赤ん坊と一緒にいる母親からするとたいへんな問題らしい。
今日は日曜日なので午後は私が子守をすることになった。女房の話では夕方4時くらいから大暴れするとのこと。女房はにやっと笑い、出かけてしまった。きっと心の中で「あなたもコリックを存分に経験しなさい。」と言っているのだろう。
午後2時くらいにミルクをやったところ直遥はころっと寝てしまった。そして時間は過ぎてゆく。
3時、3時半。。。さあ、コックリさんよ、いやコリックさんよいつでもこいと私はドキドキして待っている。しかし直遥は眠ったまま。4時、4時半と時間は過ぎるが何も起きない。すやすやと眠っているだけだ。そして5時、女房が帰ってきた。

私が大人しく眠っているよ、と言うと驚いたような表情。なぜ今日に限ってコリックがおきないのだと。
そんなわけで私がいるとコリックはおきないのであった。
平和な日曜日に感謝。

子供の重み(2月10日)
昨年の暮れくらいから歩いていると左足の付け根あたりが痺れてくるのだ。
歩けなくないほどではないが、こんなことは初めてで少々不安になる。
そうしているうちに今月の初めくらいから左腰が痛むようになった。以前から腰が重い感覚があったが、今回の痛みははっきりと腰痛といえるくらいしんどい。
近所の整形外科に見てもらったところ、症状からすると椎間板ヘルニアではないとのこと。腰痛っていうのはなかなか原因がわからないと相場は決まっている。結局、湿布と痛み止めをもらったが、なかなか症状は改善しない。

もちろん本当の原因は別にあるのだろうが、腰痛発症のきっかけは直遥ではないかと疑っている。我が子が生まれて早くも4ヶ月、抱っこをしてミルクをやるわけだが、これがボディブローのように私の腰に効いているような気がするのだ。
写真を見てもわかるように、我が息子はかなりのおでぶちゃんなのである。既に体重は8kgになろうとしている。

親としての責任とかそういうのは別にして、とにかく子供は重い、それが実感である。(泣)

ナオミチ、伊豆に行く(2月20日)
ナオミチタビビト化計画の第2弾は、特急列車である。
生後3ヶ月半で首もまだ座っていない状態で、さあどこに行くかと考えた。最初は空いていそうな東北や信州を考えたが、やはり寒さが心配ということで、結局手頃な伊豆に2泊3日の小旅行ということになった。
伊豆といえば伊東、伊東といえばハトヤである。伊東に行くならハトヤ♪電話はヨイフロ♪ああ懐かしい。
私たち夫婦はベビーカーに直遥を乗せ、大量のオムツやらミルクやらをリュックサックに詰め込み、一路伊東に向かったのであった。
東京駅から伊東までは踊り子号で約2時間。平日なら空いているかと思ったが、結構混んでいる。そう、時間も金もあるおじさん、おばさんは世にあふれているのだ。幸いにも向かい合わせの前の座席が空いていたので直遥をそこに寝かせることができた。直遥はもう列車には慣れているので、それほど興奮もせずあっという間に伊東到着である。
現地はあいにく天候も悪く私たち夫婦は温泉に浸かったり本を読んだり、とまあのんびりした。直遥はというと、別に温泉に入れるわけでもなく、ミルクを飲んだり寝たり起きたりという相変わらずの生活。まあ生後3ヶ月半ではこんなもんだろう。

ちょっと面白かったのは夕食時のこと。演歌歌手のディナーショーが始まったところ、その大音響に驚いて直遥が大泣き。私たちはそそくさと部屋に戻ったのであった。
そんな感じで直遥の初の泊りがけの旅はつつがなく終わったのであった。

Copyright(c)2004 WEB MAGIC All rights reserved.

inserted by FC2 system