◇ 2005年1月

★年賀状に思うこと（1月１日） 新年である。私は旅行が好きなので、年始年末は貴重な旅行シーズンだ。しかし、さすがに子供が生後１ヶ月足らずでは身動きがとれず、自宅でぶらぶらすることになった。（泣） ５年ぶりに日本で迎える正月だが、年賀状がちょっと気になる。 何が気になるのかというと送られてくる年賀状に子供の写真がやたらと多いことだ。 親の気持ちもわからずに、と反論されそうなのでこれまでは言えなかったが、今では私も父親なので言わせてもらおう。 たしかに自分の子供は可愛いに違いない。でも君の友人や親戚は君が今どうしているのかを知りたいのだ。家族揃っての写真ならもちろんいい。でも毎年毎年子供の写真だけを年賀状で送りつけてくるのはどんなものだろうか。はっきり言って他人からすれば君の子供など可愛くもなんともない。（かもしれない。） ちょっと自制したらどうだろうか、と一言言いたくなった次第。 ★浴室の惨劇（１月３日） 子供のお風呂はこれまでは妻の仕事という感じで、妻がベビーバス（赤ちゃん用 の小さなバスタブ）にを使って入浴させていた。 子供の首もだいぶしっかりしてきたので、年末に初めて私が息子と大人用のバス タブ（つまり普段の浴槽）に一緒に入浴した。 子供の脇の下と首筋を支えて向かい合う姿勢で、そろりそろりとお湯に浸してい く。子供も風呂好きらしくにこにこしていて、まあ可愛いもんである。 女房もたまに私が一緒に風呂に入ると助かるわけだ。 それで今日も息子と私が一緒に風呂に入ることになった。 私が先にお湯に浸かっていると、女房が全裸の我が息子を連れてきた。例によっ て向かい合う姿勢で少しずつお湯に入れていくと、なにかちょっと臭い。 私は「おい直遥、お前は子供のくせにもう口臭があるのか。」と怪訝そうな声。 すると妻の嬌声「あらあ、やっちゃったあ。。。。」 まさかと思いつつお湯に目をやると例の物体がぷかりぷかりと浮いている。そう です、臭ったのは口臭ではなくウンチだったのです。 我が息子がお風呂でウンチをよくするのは以前に書いたが、まさか大きな浴槽で するとは。 これが大浴槽の初ウンチであった。もちろん息子に浴槽の大小がわかるわけでも ないが、女房には、直前にぶくぶくと泡があがってきてから排便をすると聞いていた。 そんな兆候もなくあまりの早業。お湯に浸かってから１分もたっていない。 妙に感心してしまった。本当の我が息子はお風呂でウンチするのが大好きなので ある。 ★しゃぶは効くぜ（１月３１日） 数日前のワイドショーで田代まさしの覚醒剤絡みの裁判（懲役４年６月求刑）のニュースを見た。しゃぶはいかんようなぁ、でも癖になったらやめられないのだろうなあ、などとのんびりと見ていた。 実はウチの直遥もしゃぶ中毒になってしまった。しゃぶはしゃぶでも彼の場合は「指しゃぶ」である。生まれて３ヶ月くらいから自分の指をしゃぶるのを覚えたのだ。親指を器用に口の中に入れてチュウチュウと音を立てて吸っている。これが彼の精神安定に非常に効くようだ。乳首を吸っている感覚に似ているからだろうか、指しゃぶをしているときはたいていごきげんである。 だから最近は朝目を覚ましてもすぐに泣くことはなく、自分で指しゃぶをしてベッドで静かにしている。大人も子供もしゃぶの味を覚えたらやめられないのである